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求められること

阪神淡路大震災や東日本大震災、他にも大雨での水害など、自然災害が猛威をふるうことが多くなってきた気がする
鍼灸師も災害時に対応出来るようにと、数年前「災害支援鍼灸師養成講座」なるものが開講され受講したことがある
その時に言われたことは「災害支援の現場に入る際は、自分の身は自分で守ることが大前提」ということ
例えば、現場への往復及び支援活動中の交通、宿泊、食事などの費用は全て自分で賄うこと
支援活動中、残された家族らの生活や、支援終了後の生活に支障が出ないこと
さらに「現場で求めているのが、鍼灸師ではないこともあります」ということ
瓦礫や泥の撤去、汚れた家屋の清掃、ゴミの運搬…
本当に現場で求めていることに対応してくださいということ

コロナ禍で多くの施設で人材を必要としている
我こそはと手を挙げ助っ人に行かれる人も多くいる
自然災害の場合とは異なるが
現場で求めている人と現場に行った人の需給バランスは取れていますか
人の数だけではなく
現場でして欲しいことを、しっかり実行できる人が行っていますか