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誰の命を守るのか

コロナが世の中を変えている

新型コロナウイルスが世界中で猛威をふるう

私が初めて耳にしたとき、辺りは一面の雪景色だった

今、街は花で色付き、桜の第一陣は散り始めている

見えないウイルスと戦うのか共生するのか

政府が緊急事態宣言を発出し、知事が行動自粛や休業要請をおこなう

仕事をなくし、稼ぎをなくしたひとたちの日々の生活は誰が保証するのか

「命を守るため」というが、誰の命を守るのか

医療は大事、経済も大事

この世に必要のない命などない

目途が見えない

今日明日食べるパンはあっても、明後日食べるパンはない

来月には仕事も生活も成り立たない

そんな人たちがたくさんいる

今、お金があれば生きていける

そんな人たちがたくさんいる

早く、今すぐなんとかして

誰かの命を守るであろう自粛が、誰かの命を奪ってはいないか

ある程度の犠牲は仕方がないのか

そんなはずはない

仕事をするなというなら、生活を保障しようよ

お金がないことが原因で命を捨てないでというが

考えることすら出来なくなっている人がたくさんいるんだよ

国民ひとりに10万円、中小企業に最大200万円、フリーランスや個人事業主に最大100万円を支給、無利子の融資

それで足りるの?

手洗いも、マスクも、ソーシャルディスタンスも、思いやりや愛も大事だよ

それよりも、今、生活がなりたたくなった人たちに、今すぐお金を!

これ以上、自ら命をおとす人を増やさないために

 

寝ずに食わずに、命に仕事に向き合う人たちには頭が下がる

一方で、仕事の目途がつかず途方にくれている人たちは、生きる術が奪われたんだよ

とにかく早くなんとかして