TOKYO 2020 の記憶

北大の構内を走っていると足元に…
東京2020オリンピック競技大会 Marathon マラソン競技 30km Point
の記念プレートがあった
世界のスポーツの祭典、平和の象徴と言っても良いであろうオリンピック、パラリンピック
コロナ禍での開催…世界中の人々が自分の思いを口にした
選手は…心の内は複雑ながらも、ひたむきに自分を鼓舞し限界に挑んだ
その姿に私は感動した
いろんな思いは私にもあるが…

1972年冬季札幌オリンピック
この時の記憶…
「飛んだ笠谷 決まった笠谷…」そんな実況だったのでは
70m級ジャンプで笠谷、青地、今野が金銀銅のメダルを獲得
4位も日本の藤沢選手だった
フィギュアスケートではアメリカのジャネットリン選手が尻餅をつきながらも銅メダルを獲得
彼女が使用した選手村の一室には彼女が「Peace & Love」と書き残した
(この文字は消されたが、翌年来日した際「Peace,Love + Life」とサイン、これは保存されているという)
このオリンピックで日本が獲得した金メダルは笠谷幸雄選手の一つ
札幌市内を散策してみるとそんな記録や記憶が蘇るモニュメントがある

良いこともそうでないことも歴史として刻まれていく
覚えていてもいなくても…

小さな子どもがヨチヨチ歩いていた
両手を挙げバランスをとりながら…
思わず微笑む

生きることに精一杯でも
ふと微笑んだ瞬間は今日もある
笑顔だけで生きてはいけないけれど
やっぱり笑顔はいい