珠玉

珠玉の作品を二つ

「きんぴか」浅田次郎著
侠気に感服
三冊のノベルズ版を合本しチューンナップされたもので1996年2月5日に初版が発行されている
この頃手にし、どっぷり浸かったことを覚えている
それ以来「きんぴか」を人生の聖書(バイブル)としてきたと言っても過言ではない
最近久しぶりに手にし読んだ
過去に読んだシーンが鮮明に甦る
文章から明確に映像が見えてくる

世の中の理解し難いことへの苛立ちや悶々とした日々
「きんぴか」を読みスカッとした

もう一冊
「佐賀のがばいばあちゃん」島田洋七著
これも痛快
考え方一つで辛いことも笑って過ごせる
作品が文庫化されたのは2004年1月15日
これまで何度も読んだ
何度読んでも、涙し笑える
「きんぴか」も「佐賀のがばいばあちゃん」も
単純に面白いのだが
世の中の不条理、正義、人生の泣き笑い…
手にする価値は大いにある

この二冊に
コロナ禍を過ごすヒントがあるやも